日本人は先祖の代から仏教を信仰している人が多いので現在でも葬儀は仏式で行われるケースが9割位だそうです。仏教には宗派が多数あり、葬儀の仕方では線香立て本数や焼香の回数、あるいは戒名の名称やお経などが異なっていることが知られています。ところが、葬儀への参列する機会がめったにあるわけでありません。このため、宗教関係者でもない限り宗派ごとの違いがあると知っていても違和感すら感じないで焼香などを済ませてしまいますが仕方ないことでしょう。
葬儀に参列する際には身だしなみを始め様々なマナーに気をつけなくてはなりませんが、その中でも頭を悩ませることが多いのが通夜式に足を運ぶ時の服装ではないでしょうか。急な訃報に駆けつけるという意味から、平服で良いとされていましたが近年ではあまりにラフな服装は良くない傾向になっています。一昔前は礼服を着用していくと、死を予期していたとされ縁起が悪いので良いとはされていませんでしたが、近年ではあまり気にしない人が多いので、服装で悩んだ際には礼服を着用するようにしましょう。
大学を卒業して会社に入社すると葬儀のマナーを知っておくこともとても大切です。すでに大学在学中に葬儀のマナーをマスターしているような優秀な学生さんたちもいますが、大半の学生さんは、やはり社会の荒波の中で揉まれながら鍛えられていきます。葬儀のマナーにしても、会社に入社してから初めて学ぶような人がとても多いです。ところで私たちに大切な仏教行事があります。そのひとつがお彼岸の法要です。これは素朴な疑問ですが、お彼岸の法要は関東で関西とではそのやり方が違うのでしょうか。
訃報が届いても葬儀には足を運べない状態となれば、弔電を打ったり供花を手配するのが一般的です。供花を送る際には、自分で花屋に依頼し配送してもらおうと考える人も多いのではないでしょうか。しかし葬儀会場は業者が取り仕切っており、花もバランスを考えて飾られていることから全く異なるものを贈ってしまうと迷惑になってしまい飾ってもらえないこともあります。そうならないためにも葬儀業者や会場に連絡をし、手配してもらうことが重要になってきます。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。 詳細ページへ