近年日本では葬儀に対する考え方が変わってきており、一昔前のように大規模な葬儀は望まないという人が増えました。そのことから家族葬や密葬といった葬儀スタイルも珍しくはなくなっています。しかし、規模の小さな葬儀を執り行った場合で、葬儀に参列したかったという人が多い場合には、故人との別れをしっかり行うための機会を設ける必要性も出てきます。そのことからお別れの会やしのぶ会が開催されるケースも増えました。お別れの会となれば、特に自由なスタイルであり特に決まった定義があるわけではありません。
ご家族が亡くなると悲しみに暮れている暇もなくやる事が沢山押し寄せてきます。いつかは訪れる日のために、喪主になる可能性のある方は準備の心づもりをしておきましょう。喪主というのは、葬儀を執り行うにあたりとても重要な役割を担います。誰がなっても良いのですが、大抵は配偶者→長男長女→同居していた子供→友人の順番での優先順序となっていきます。喪主になった場合、訃報の連絡を行う所から始まります。通常は、葬式の日取りを決める前に連絡を行います。
葬儀の際、故人に備えるお花として、供花を手配する人は多いのではないでしょうか。このお花を手配する際も、さまざまなマナーがありますので、頭に入れておくと良いでしょう。まず、気をつけたいのがお花が届くタイミングです。お通夜の前に葬儀会場に届くように依頼するのが一般的なマナーと言われています。早すぎると事前に準備していたように思われてしまうので、最も注意したいところのひとつです。そして、選ぶお花は、派手な色のものは避けて、できるだけ落ち着いた色のお花を選ぶことが大切です。
供花を備える場合は故人が好きな花を備えるのが基本になっています。急な不幸に見舞われ葬儀に参列する必要が生じた場合にはどのような形で参列すべきかで悩んでしまう場合も多いものでしょう。葬儀の席では香典や供え物の他に供花を持参する場合があります。故人との生前の関係が深かった場合には香典や焼香だけでは無く、自分の気持ちを込める意味合いで花を持参することも大切なことです。初めて葬儀に参列する場合にはどのような花を選べば良いか分からない方は意外と多かったりすることでしょう。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。 詳細ページへ