葬儀・告別式の形式は、昔に比べると大きく様変わりしています。昔は自宅葬が当たり前でしたが、現在は葬儀社の所有する会館で行われるのがほとんどです。駐車場の心配は要りませんし、参列者への対応もスタッフが最大限にサポートしてくれます。
遺族の負担は軽減されますし、故人との最期の時間をゆっくり過ごせるのではないでしょうか。ただ、利便性が高いのとは真逆になるのが色々な制約ではないでしょうか。供花やお供えものに関しては、外部から持ち込むことが出来ません。
葬儀社の提携する花屋に依頼をすることしか出来ずに、供花自体の値段もやや高めに設定されているようです。複数の種類が用意されていて、5000〜30000円が一般的でしょうか。そのため親族が連名でお供えするケースも多いですし、菊やユリが選ばれているようです。
また、故人が生前に好きだった花を選択するケースも多いと聞きます。出棺時にはスタッフが花をカットしてくれて、御遺体の周辺を花で飾ってあげるのが一般的になっているようです。祭壇や棺桶も大切なことは確かですが、やはり花があると参列者の印象は大きく変わるのではないでしょうか。
形式ばかりに囚われていてはダメですが、限られた時間の中で出来ることをしてあげるのが故人のためではないでしょうか。花があると落ち着きますし、親族が出来る感謝の表し方としてはベストと言えるのではないでしょうか。パンフレットが用意されているので、話し合いをして選んでおくことが理想的です。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。
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