2021年05月25日

大手には大手の小規模には小規模の魅力がある

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大手は、マニュアル化された葬儀を得意とし、小規模会社は個性に合わせた手作りの葬儀を得意にする傾向が感じられます。しかし、一概にはいえません。小規模でも千人規模の社葬を執り行うことは可能ですし、大手に比べて無駄に費用をかけずに執り行う事例もありますが、なかには、家族葬が得意で大規模の経験がない葬儀社もありますから、葬儀の規模によっては会社を選ばなければならないでしょう。

また、大手は葬儀を手伝う担当者が変わります。寝台車で迎えに来る人、打ち合わせをする人、通夜や告別式の進行の人など変わり代わりです。それだけ業務が細分化されているのですが、かたや、小規模では担当者は変わらず、事前相談に応じた担当者がそのまま葬儀を担当する率が高いようです。

一貫性を持たせたい、費用がかけられないのなら小規模ですが、葬儀を執り行う責任が強い社葬となるなら、あるいは故人の立場・立ち位置で考えるなら大手が望ましいでしょう。というのには、理由があります。それは売上問題です。

家族葬に軸足をシフトすれば、社員に給料を払えなくなるという業界あるあるネタがあります。しっかり葬儀をやるお客がいる一方で、簡略化するお客の二極化が起こるワケです。もちろん、こうした葬儀社が家族葬をしないのかといえば、執り行うでしょうが、お客の要望に応えても積極的には扱わないはずです。

ですから、ホームページをチェックしてみましょう。我社はここが得意ですという特徴をしっかり掲載しています。これも葬儀社選びの大事なポイントです。

About Me

管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。

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