石崎の教える葬儀の知識ブログ

覚えておきたい葬儀に関するマナーはいろいろあります。その中で意外と忘れがちなのが供花に関するマナーではないでしょうか。服装や身だしなみ、お焼香といった作法のマナーは覚えていても、葬儀の供花に関するマナーに関してはうろ覚えという人も少なくないと言われています。

そのため、供花を贈る際は、事前にマナーを確認しておけば失敗することなく贈ることができるでしょう。たとえば、供花を勝手に贈るのはマナー違反になります。遺族側が故人の意思を尊重し、お花を受け取らないという決め事をしている場合があるからです。

そのため、行き違いなどのトラブルを避けるためにも、訃報が届いたら、まず遺族にお花を贈っても良いかどうかを確認しましょう。遺族に確認して了承を得られたら、葬儀を担当している葬儀社へ供花を依頼しましょう。

気をつけたいことは、自分と故人との関係性をしっかり伝えることです。供花を飾るときは送り主と故人の関係性によって順番が決められます。自分と故人との関係性を正しく伝えることで、葬儀社が準備をする際、混乱することなくスムーズに作業を進めることができます。葬儀の供花を葬儀社に依頼する方法のほかにも、自分で手配をする方法もあります。お花屋さんに出向いて注文することができます。ただ、宗派によって供花に最適なお花の種類は異なるので、事前に葬儀社に宗派を確認したうえで注文すれば、最適なお花を選ぶことができます。また、最近はインターネットで手配できるお花屋さんもたくさんあります。お花屋さんに行く時間がないときでもインターネットなら24時間いつでも時間を気にせずに手配することができるので、上手に活用するとよいでしょう。