2016年07月23日

社葬を執り行い方においての考察

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ご家族の方がお亡くなりなった場合、葬儀を執り行うことに関してそれに伴う準備は山ほどあります。悲しみに浸りたくても次から次へと動くことになり、式が全て終了してから、疲れと悲しさ寂しさがどっと押し寄せてきて、体調を崩される方も少なくありません。それほど式の重圧は大きいと考えられます。今や葬儀社がプランとして取り仕切ってくれますので、昔のように家でご近所さんに手伝ってもらい、何日も炊き出しをしながら式を行うところは少なくなってきました。式も時代と共に様変わりをしてきています。その中で、会社の社長、重役レベルの方がお亡くなりになった場合、式は密葬でされ、後日社葬という形で執り行う場合があります。改めてたくさんの参列者が入る会場を押さえ、準備を怠りなくする必要があります。

まず、ご案内を送付しますが、講演会や研修などと違い、出欠をオープンに聞くのは憚られます。ですが、準備する側にとっては、列席者の人数を知りたいのは山々ですので、案内状に記すときに配慮が必要となります。当日までチームを組み、式に取り組むと存じますが、会場のレイアウト、式中に流す音楽、照明、マイクの調整や音響など、準備は目まぐるしくあり、なおかつ当日まで変更は何度も繰り返されます。完璧なものを目指したいところですが、大きな失敗をしないことを心がけ、滞りなければ万事よしくらいに考えた方がよいかと存じます。式当日は、それぞれの社長ほか重役の方々が参列されます。問題は座る順番ですが、どの会社から上座に案内するのかや、前列からどう座って頂くかなどは、当日決めることは不可能です。

その順番で、今後の取引など影響を及ぼしかねませんので、練りに練って決められた方がよいかと存じます。供花の並び順も同様で、付き合いの深い順番だけでなく、これから先を考慮して並べることが大切です。後で大事にならないように、配慮しすぎるくらいが丁度よいと存じます。式中に読む弔電も然りです。要領の悪さと心遣いのなさは、目につくものですので、目を皿のように、神経をとがらせて、不都合を見つけたらすぐ修正できるように代替案を何個か考えておいた方がよいかと考えます。社葬は、故人を悼むのはもちろんなのですが、自社にとって決して不利益にならぬよう、式を執行する方々は当日まで話し合い、連絡を取り合い、意思の疎通をしっかり確認してチームとしてまとまっていくことが成功の第一歩と考えます。

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About Me

管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。

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