車両を使った仕事はいくつもありますが、その中で問題になるのは専用の免許が必要になるかということです。代表的なのは旅客で使われる二種や排気量の大きなタイプで必要になる大型であり、これらは所持していなければ法律の規定によって運転することが禁止されています。
その中には広く知られていないために状況が把握されていない職種もあり、葬儀社もわかりにくい業種の一つです。使用しているのは遺体を移動する際に用いられる霊柩車や、葬儀に参列するための親族を所定の場所に移送する時のマイクロバスなどでしょう。
気になるのは遺体を搬送する場合であり、これが生存している人であれば旅客事業になってしまうので二種が必要になりますが、生存していない場合には旅客に該当しないので通常の一種でよくなります。マイクロバスについては人数によっては中型や大型が必要になることがあるので、どのような大きさのものを運転するのかで異なっています。
葬儀社でよく使われる霊柩車は以前であれば誰が見てもわかるようなものを使っていましたが、現在は走行中に目立つという理由から参加者が使用に難色を示す場合が多くなっていて、一般的に使われているワゴンなどで代用されることが多くなっていて、あまり見かけなくなっています。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。
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