現代の日本の多くでは葬儀をするにはお葬式をするための会場と火葬場の存在が欠かせません。このうち火葬場は東京の一部を除いてはほとんどが市町村運営となっています。この市町村運営の火葬場は火葬場地域内に住民票がある人とそうでない人とで料金格差が設定されています。
その理由の1つはできるだけ地域内住民に割安で利用してもらうこと、そして地域外から利用が殺到するなどして地域内の人に不便が生じないようにするためです。しかし公営は火葬場だけとは限りません。一部の市町村などでは葬儀会館自体が市町村の関連会社が運営しているところもあります。
この市町村関連の運営会社がやっている公営系統の会館の利用料は純民間葬儀会社に比べて割安ともいわれています。しかしそれはすべての人が対象ではなくて、火葬場同様に会館がある地域内の住民が対象となっていて、地域外の人は地域内に比べて割高になる場合もあります。
人気がある別の理由は火葬場が隣に隣接しているところもある点です。これは火葬場との移動距離と時間を省けるからです。しかし人気が高いということは予約がとりにくいということを示唆しています。この予約を取るために下手すれば1週間以上待たされるということもあり得るかもしれません。
それと公営の会館は日本全国あるわけではありません。あるのは大概は都市部が多く、都市部以外では会館は純民間しかないほうが多数派となっていることを知っておかないとなりません。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。
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