2019年07月24日

覚えておきたい香典返しに添える言葉のマナー

葬儀を執り行った後、香典をいただいた参列者の方々に香典返しを贈るのがマナーと言われています。四十九日の法要が済んだタイミングで贈るのが一般的で、お礼状を添えるのがマナーです。ただ、お礼状を書く際もマナーがありますので、注意しなければいけません。

たとえば、お礼状を書く際は、縦書きにするのが基本です。内容には季節の挨拶を入れず、忙しい中で葬儀に足を運んでくれた感謝、香典をいただいたことへのお礼を伝えるのがマナーです。また、お礼状には繰り返しの言葉をはじめ、忌み言葉を使ってはいけませんし、句読点も不要です。

句読点がない文章は読みにくく感じることがありますが、スペースを上手に入れて書けば、相手にも読みやすいお礼状に仕上げることができます。ただ、このようなお礼状は書き慣れていないということもあり、マナーをきちんと守り、正しい敬語や言葉遣いで書けているのか不安になる人も多いかもしれません。

そんなときは、インターネットを活用して香典返しに添えるお礼状の例を検索して確認すれば、より安心して贈ることができます。また、一枚一枚手書きでかくには量が多すぎる場合、最近は、印刷業者さんに依頼して印刷でのお礼状を贈る人も多いようです。

どちらにしても心からのお礼を伝えることに変わりはありませんので、周りのご家族と相談して決めると良いでしょう。

About Me

管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。

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