誰かが死んだらほとんどの人はお葬式を行います。かつては自宅でやるのが当たり前でしたが、今は住宅事情なども重なって葬儀場で行う人がほとんどです。さてその葬儀場で行うからには予約というのが必要です。そうでないと日によっては大勢の人がやってきて対応しきれなくなるからです。
ですがもうすでに一部の都市部では満杯で別の日に予約しないとならない事態が現実となってきています。2025年問題ともいわれていますが、現在は団塊の世代が高齢化していて、他の世代よりも数が圧倒的に多いので満杯という事態が現実に差しかかかってきています。
となると今度は自分たちもその洗礼を受けるかもしれません。この問題に対応するには別の日になるまで辛抱強く待つしかありません。今までは死んだ翌日に通夜、その翌日に告別式をやってでしたが、それが数日とか1週間待たなければならなくなるかもしれません。さらに満杯は葬儀場だけでは済まなくなります。遺体は日本では火葬がほとんどの地域で義務になっているので火葬場の予約もしなければならないからです。葬儀がなんとかできても火葬だけ待たなければならないなんてことも考えておかねばなりません。一部の都市部の自治体ではこれまでタブーとされていた友引の日に火葬を受け付けたり、告別式を開催したりなんてことも当たり前になるかもしれません。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。
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