葬儀の連絡が来ると、まずは服を用意して御香典を用意して、と色々な物を用意する為に動きますが、それ以外にもう一つ忘れてはならないことが有ります。それは宗派を調べる事です。日本は仏教徒が多い国ですが、仏教と一言で言っても数多くの種類が有ります。
その違いはただ単に教えが違うと言う事だけでなく、葬儀のマナーにも違いがある場合も少なくありません。葬儀自体は故人を見送る為の大切な儀式で、マナー違反を犯してしまっても良いわけではありません。マナー違反を犯す事は自分自身が恥ずかしい思いをするだけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうことにも繋がり得るからです。
従って、必ず葬儀の連絡が来た場合は相手の宗派が一体何かと言う事を調べておきます。実際に調べる為には、その人の関係者に直接聞く方法が最も効率的です。また誰かに直接問い合わせる事が出来ない場合は、自宅に置かれているお仏壇や御位牌等を見て判断する事もある程度可能です。
さらに御墓が置かれているお寺を調べても確認する事は可能となっています。葬儀自体はそれほど頻繁にあるわけではありませんが、知らないと時にはマナー違反となってしまうことも決して少なくありません。もちろん現在ではそれ程細かく気にしないと言う人も中にはいますが、やはりある程度のマナーを気にする人も多くいます。
分からない、知らないでは済まされない事も多々あるので、まずは事前に宗派を確認する事は必要となります。
管理人の石崎薫と申します。兵庫県に在住で葬儀会社に勤めた経歴を持っています。
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